「やめること」を決め、来年の“持ちもの”を一つひとつ選んでいく——2019年11月のしごと

先日、とあるパートナーさんの手を借りて、2019年の棚卸しをしました。そこで久しぶりに過去の月報を読み返したんですけど、いや、おもしろいですね。過去に自分が言っていたことと、現在地がブレていないか? の確認になるのはもちろんのこと、タイトルの言葉選びや表現に、そのときの精神状態が如実に現れるなと(笑)

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さて、11月は「風呂敷を畳む準備をはじめる」と同時に、来年に向けて、“今後の旅に持参する荷物を一つひとつ選定しはじめる”ような月になりました。具体的に、いくつかのトピックをまとめておきます。1年後くらいに、自分が今回のタイトルをどんな気持ちで眺めるか楽しみに。

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「やめる」ことを続々と

「そもそも、わたしは“ほとりび”をどうしたいんだろう?」と悶々と考え続けていた10月、11月。折しもいくつかの支援先のみなさまとの重要なやり取りがあり、「求められていること」と「提供していきたい価値」が、あらためて明確になった気がしています。

と、いうことは。“そこからはみ出てしまうもの”からは、少しでも早く手を引いたり、「やめる」選択をしたほうがいい。

今年7月、「ほとりび」と社名を決めたときに、「カイシャをつくる(のを手助けする)編集パートナー」と名乗ることにしたのですが、なんというかやっぱり、そこに尽きるなと再確認した次第です。(ただ、実は「編集パートナー」だけしっくりきてなくて表現を模索中。でも言いたいことのニュアンスは変わらないので)

名乗るのと、実践するのはちがいますからね。正直なところ、今の「ほとりび」の事業が、支援先のみなさまにとって満足できるサービスになっているかというと、まだまだ足りないところの方が多いと自覚済み。だからなおさら、領域を絞った方がいいな、と。

いろいろな企業の方からご依頼・ご相談いただいたり、さまざまなパターンの案件を手がけてきた中で、来年以降「やめる」と決めたのは以下のようなお仕事です。

 

1)目的が「認知獲得」のためのコンテンツ制作

広報×編集領域の仕事には、2つの軸があります。①社内の情報資産を整理して、コンテンツとして使えるように整備する、②コンテンツを流通させる。

いただくご相談の中で、ニーズが高いのは②の方です。ただ②については①とは完全に別物であり、それぞれ細分化された中で専門の会社(例えばSNSマーケや広告運用、SEOコンサル、メディアリレーションなど)があるほど、複雑な領域でもあります。

情報の「整備」と「流通」、どちらも広報活動には欠かせないことですが、正直、すべてを網羅し、1社でサービス化するのは難しい。だから②に関してはひとまず“完全別オプション”とし、PRやマーケティングの専門家と協業する体制を模索していく予定です。

つまりどういうことかというと……「会社の認知度を上げたい」というように、流通が最優先ミッションのコンテンツ制作は、当面お受けしない方針でいきます。コンテンツを作り込む前に広告を出稿した方がいいケースとか、先にSEOコンサルタントに相談した方がいいものとか、本当によくありますから。

それに①だけでも、まあまあ難易度が高いミッションだったり……するんです。実はね。なので今後は、①のサービスをまず磨いていきます。もちろん「流通」に関しても常にアンテナははり、ある程度の情報をご提供できるようにはしておきたいと考えています。

 

2)社内・業界情報の発信ではないオウンドメディアの運営

上記とも関連しますが、ほとりびの事業の軸は「①社内の情報資産を整理して、コンテンツとして使えるように整備する」の部分にあります。だから、自社内(もしくは業界内)にある情報を、主にtoB向け(採用関連/インターナルコミュニケーション含む)の情報としてコンテンツ化するならいくらでも喜んで取り組むのですが……。

中には、もっと違う形で「メディア化」を目指していらっしゃるケースもあります。“オウンドメディア”の枠を超えたメディアづくりですね。(著名人の方へのインタビューが多い、toCよりの切り口で企画が必要、など)

会社にとってはブランディングの一貫ともいえるので、決して“別領域”ではないかもしれない。でもメディア運営や企画には別の知見やノウハウが必要になりますし、何より、わたし自身が全然得意じゃない(苦笑)。

得意な方と協業することも考えましたが、①のご依頼が増えてきたこともあり、ここはもう、わざわざ手を広げるのをやめることにしました。もともと、オウンドメディアの運営・編集は積極的にお受けしていなかったのですが、あらためてここに書いておきます。

 

おまけ)自社の広報活動も見直してみた(Facebook/週報の更新)

ついでに、ですが。わたし自身の時間の使い方を見直す必要もあり、自社広報面でもいろいろと「やめること」を決めました。まず、2018年7月に法人化して以来、続けてきた「週報」は年内で一旦、更新をストップします。

この1年半は、会社立ち上げ初期の「記録」を残す意味が強かったので、目的は一定、果たしたかなと。またほとりびの仕事は100%クライアントワークなので、何かあっても、あまり細かい情報をオープンにできないことなども理由のひとつです。

記録自体は今後もつけていきますが、ほとりびのSlackなどクローズドな場所で、もう少しカジュアルにやっていく予定です。(そのぶん、月報のボリュームは増えるかもしれません)

Facebookの公式ページも……本気で運用するならともかく、片手間に更新を続けていただけなので、思い切ってクローズすることにしました。おそらく、なんの差し支えもないと思うので。

 

「しくみ」が少しずつできてます

「やめる」ことを決めてその準備を進めていく一方、パートナーさんたちとの協業体制をどうしていくかとか、日々のコミュニケーションツールの見直しとか、事務手続きの方法とか、細かいしくみづくりをウラで行なっています。(このあたりは、12月の月報で詳しく書きます)

事務手続きなどをわたし一人でやっているので、お恥ずかしい話、まだまだ抜け漏れが多かったり、みなさんにご迷惑かけることも多いのですが……。なんとかわたしが抱えなくても円滑に進むように、少しずつ、すこしずつ会社として前進しております。

 

そんな感じで、今月もがんばります。

 

#Weekly Report 11月分